モーテンソンだより(その6: 6/1)

6月1日(水)

スケジュール表による今日の予定

  • 9:00 - 10:30 am / Presentation Preparation
  • 10:00 / Payment
  • 10:30 - 11:30 am / J-1 Visa Orientation
  • 11:30 - 1:00 pm / Lunch at Illini Tower
  • 1:15 - 4:00 pm / IFLA Training Modules

実のところ、今日が何曜日かがわからなくなってきている。余裕がないこともあるし、天気がよかったとか悪かったとかで思い出すほど天気は変化がなく快晴が続いている。

9時からFunk ACES libraryで受講者に課題として課されるプレゼンテーションの構成、分担などが決められた。発表は6月21日の12時から、図書館員や図書館情報学専攻の大学院生が観に来るとのことである。プレゼンは全体で35-40分、10分でエジプトと日本は(たぶん)国の図書館の紹介をする。それ以外に、各国はパワーポイントのスライド1枚で自国の図書館の概要を伝える、さらに公共図書館グループと学術図書館グループに分かれて発表をする。さらにはユーチューブでのプレゼンも最後にやることになっている。
後になって、自国の紹介のことを受講生同士で話題にした際、認識にズレがあることがわかった。日本とエジプトは(特別に)長い時間やるのだそうだ。明日、確認してみなくてはならない。

このあとプレゼンのグループごとに集まり、どういった内容でプレゼンするかを議論する。学術図書館はアドバンスなことを中心にやろうということになり、機関リポジトリソーシャル・ネットワーキング、モバイル・サービスなどが候補に挙がった。こういうところに例の連想検索は入れてみるべきか? 思い切って出してみた。説明がうまくできないのでPCでWebcat Plusを呼び出して、実演してみせる(インプッド・メソッドは多言語対応になっていたが、日本語モードへの切り替えたものの、いわゆるかな漢字変換モードにする方法がわからなかったので(ケイティに聞いてもわからないと言われた、そう、彼女たちが日本語入力をする必要などまずはないはずだから)、日本語のウェブサイトのテキストを切り貼りして検索をした)。どんな感想を持たれただろうか。

このグループでも仕切ってくれたのが、ブルガリアから来たNikolina(Niky)である。彼女は仕切りが上手で、次々とメンバーを指名し、プレゼン内容の候補を挙げさせていった。質問もよくするし、手際が良い。

昼をはさんで、IFLA(国際図書館連盟)の、ウェブベースで動くトレーニングプログラムを使用して、「リーダシップ」を学んだ。このトレーニング・モジュールはいろいろなトピックについて説明が順々に示され、最後にそこで書かれていたことが理解できるかをチェックするという構成になっている。
これはだれでもアカウントを作れば自学自習ができるものとなっている、国際標準の教材である。
http://learning.ifla.org/login/index.php


今日の最後のセッションとして、昨日中止になった図書館長であるPaulaさんの講演があった。テーマはリーダシップ、コミュニケーションについてである。正直、早すぎて何を言っているのかはほとんど理解できなかった。帰ってから録音を聞いて少しでも理解しようと考えた。繰り返し聞けばだんだん理解は進むはずだ。


よく言われることだが、外国人は、とりわけ欧米の人たちはよく質問をする(エジプトからの二人も同様)。
講師が講演をしている時も質問を受けることが前提となっている。"Question?", "Any other Question?"の連続である。受講する側は、たぶん聞きながら「ここはどうなっているのか」といったことを常に思考しているのだろう。場は盛り上がるし、講師も受講生も楽しくなってくる。見習いたい習慣である。

4時半、今日のセッションはすべて終了した。

昨日よりは疲れが少ない。少しは慣れてきたのだろうか。
夕食を初めて1階の食堂で摂った。
# これまではだいたい開けられていた時間は寝ていた(^^;;